バイアグラの副作用・併用には注意しよう

たくさんの注意マーク
男性のEDという人に言えないような悩みを改善してくれる、バイアグラですが医薬品なので副作用も存在します。

副作用として起こりやすい症状なのか、危険な症状なのか分からなければ危険なまま放置してしまう可能性もあります。

そんなことが起こらないようにきちんと、副作用についての知識をつけておきましょう。
さらには、薬を併用したい場合なども注意が必要です。

相互的にどのように作用するか分からない状態で、併用してしまうと危険なのでバイアグラを服用する前に副作用と合わせて他の薬との併用についても確認すると安全性は高まります。

バイアグラの副作用で起こりやすい症状とは

バイアグラを飲んだ多くの人が、顔のほてりや鼻づまり・目の充血などの副作用を感じているのです。
しかし血管を拡張し、ペニスへの血流を増加させる働きがあるので、効果がきちんと発現しているともいえます。

これらの症状に加えて、頭痛や動悸・一時的な血圧の上昇・目が光に対して過敏になるなども起こりやすいでしょう。
ただバイアグラの作用が落ち着くと、副作用も治まることがほとんどです。

頭痛などであれば悪化して市販の鎮痛剤(頭痛薬)を服用しても問題はありません。
もし長時間続いたり悪化するようなことがあれば、病院を受診してください。

視覚異常だけでなく突発性難聴の危険性もある?

頭を抱えて落ち込む様子の男性
稀に視界が青っぽく見えたり、青と緑の区別がつきにくいという異常が目に起こる可能性があります。
一過性であれば問題ありませんが、急激に視力が低下するなどの異常を感じたら慎重に対処しましょう。

また突発性難聴に関しては、発生頻度が不明ですがシルデナフィルの服用が発症を誘発するリスクがあるとされています。

2007年の米食品医薬品局(FAD)の調査をきっかけに、シルデナフィルの服用で耳鳴りや突発性難聴の可能性が出てきたのです。

そして調査の結果、十分な注意が必要であると判断されたため実際にバイアグラの添付説明書などには「突発性難聴への注意が必要である」という内容が記載されています。
【参照】https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066489

しかし突発性難聴は原因不明であり、シルデナフィルの服用で難聴が起こる理由は分かっていません。
さまざまな調査によってバイアグラと難聴には何らかの関連性があることは、分かっているのです。

確率は低いが勃起持続症には要注意!

発症の確率は高くありませんが、勃起持続症という副作用には十分に注意する必要があります。
4時間以上も勃起状態が続く症状で、特に痛みを伴う場合は急を要します。

虚血状態で酸素が行き届いておらず、低酸素になっているため万が一放置してしまうと、陰茎組織の損傷や勃起機能の喪失につながる危険性が高いのです。

痛みを伴わない場合は、緊急性はありませんが様子をみて異常が続くようであれば、医師に相談することをおすすめします。

レビトラやシアリスの副作用も基本的にはバイアグラと同じ

バイアグラとレビトラとシアリスは同じような副作用が起こりやすい
バイアグラの服用後に起こりやすい副作用は、レビトラやシアリスの服用後にも起こりやすいといえます。
それぞれ有効成分は異なることで勃起力や即効性・持続性などに違いもありますが、PDE5阻害薬に分類されていて勃起を促す作用自体は基本的に同じです。

そのため、血管や血圧など血流が影響する鼻づまり・頭痛・動悸などの症状は起こりやすいでしょう。
そしてこれらの症状はバイアグラ同様、薬の効き始めに起こりやすいので、作用時間とともに落ち着いてくる場合は特に心配ありません。

ただ全てが同じというわけではなく、有効成分などとの体質の相性や成分量によって副作用に違いがあらわれる場合もあるため、体調の変化には十分に注意しましょう。

バイアグラとの併用禁忌薬と注意が必要な薬

勃起を促す作用を持つバイアグラですが、硝酸剤(ニトログリセリンなど)、塩酸アミオダロン(アンカロン)、リオシグアト(アデムパス)などが併用禁忌薬です。

硝酸剤・・・狭心症や心不全の治療に用いられる薬
塩酸アミオダロン・・・不整脈の治療に用いられる薬
リオシグアト・・・肺高血圧症の治療に用いられる薬

もしバイアグラと併用してしまうと、血管拡張作用が増強されて必要以上に血圧を下げる危険性があります。
ほかにも禁忌ではなくても、併用には注意が必要な薬は多数あるのです。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍治療薬のシメチジン、抗生物質のエリスロマイシンやケトコナゾール、エイズ治療薬のリトナビルなどが当てはまります。

これらはCYP3A4阻害薬に分類され、効果が半減したり血圧を下げる作用が強まってしまう可能性があるのです。

このように降圧作用がある治療薬との併用をすることで、バイアグラがもつ血管拡張作用が増幅されて副作用を重篤化させる危険性があるため、医師に相談したうえで併用するようにしましょう。

副作用や他の薬との併用などバイアグラのリスクの知識は必須!

医学論文の上にある聴診器と病院の模型
あまり人には言えない悩みでもあるEDを早く治したいと、バイアグラを服用することは症状の悪化を防ぐとともにセックスライフを楽しむうえでも大切なことです。

しかしバイアグラを服用するうえで、副作用や他の薬との併用などのリスクは知っておく必要があります。

体内で作用して、勃起を促してくれる治療薬である以上は、自身の安全のためにも正しい知識を持って使用しましょう。